 |
◯山口 修君 |
 |
 |
道路行政についてであります。
鹿児島市の南部地区の道路事情についてまずお伺いいたします。
鹿児島市南部地区の道路対策として、南北幹線道路の整備促進については、その時々に代表質問あるいは一般質問が行われてまいりました。地域高規格道路につきましては、コストの縮減とかあるいは整備効果の早期発現の観点から構造要件の見直しが示されたことや、マリンポートかごしまの整備方針の変更等もあり、前進の兆しが見えずというところであります。
しかしながら、昨今の鹿児島市南部地区の新栄町、あるいは宇宿町の商業地域としての大発展は、鹿児島市の中央地区あるいは天文館地区に肉薄する勢いがあります。そのことは皆さんお認めのところではないでしょうか。しかしながら、多くの皆さんが心配しているのが年々悪化します道路事情であります。出店状況を見ますと、ことしの秋には家電販売の「スクエアモール鹿児島宇宿店」が開店いたします。来年秋にはイオン鹿児島が「東開ショッピングセンター」として進出をしてきます。南栄町には北海道の家具店「ニトリ」がありますし、この地域には近い将来県内の大手の進出もうわさをされております。さらに、新栄町周辺には既存店として地元のスーパー二店、あるいは衣料品店、電気店、大型パチンコ店、ゲームセンターなどがあり、県外の大手スーパーの進出もうわさをされております。大型店舗が出店をし、新しい文化が芽生え、地域が活性化することは大いに喜ばしいことでありますが、その結果、交通渋滞、騒音、廃棄物、町並みづくりに悪影響を及ぼしてはならないというふうに思います。
このように物すごいスピードで発展、町並みが変貌する鹿児島市南部地区の環境保全のために不可欠なのが、南部幹線道路の早期整備と臨港道路の整備であります。早くから鹿児島市南部地区の交通渋滞問題は各議員から幾度となく提起されてきておりますが、財政的事情もあって全く進んでいないのが現状であります。市街地型の商業集積地区として発展している鹿児島市南部地区の道路改善策として、南北幹線道路と臨港道路の整備が重要であると考えますが、県の考えを明らかにしてください。
次に、通学路と交通安全対策事業についてお伺いいたします。
児童生徒の通学路と交通安全対策事業は、自転車通学、バイク通学をする児童生徒の保護者にとりましては、通学路の安全確保の観点から、本対策事業の促進に大きな期待が寄せられています。通学路として登録されている国道は十二路線、主要地方道は五十八路線、一般県道は百四十四路線となっております。これらの通学路の整備率は、県管理国道八〇・九%、主要地方道六七・四%、一般県道五四・五%となっております。ことしの四月一日現在ですけれども、県内の二百六十八の中学校の中で、自転車通学が許可されております学校は百七十校、六三%でございます。ちなみに鹿児島市内では十一校が許可されています。十一校の全校生徒数は四千五百十名、自転車通学の生徒数は五百九十八名、一三・三%になっております。特に自転車通学の多いのは鹿児島市立桜島中学校で、全校生徒百四十一名中九十四名、六六・七%になっております。次に多いのは鹿児島市立松元中学校で、全校生徒五百八名中二百九十名、五七・一%の生徒が自転車通学で学校に通っております。
私が現場に遭遇して危ないなというふうに思ったのは、松元中学校の生徒さんの自転車通学でありました。春山町から松元中学校に向かう県道永吉入佐鹿児島線の春山西バス停手前から、松元中学校に向かって約六百メーターほどでしょうか、一車線で朝の通勤時間帯は鹿児島に向かうマイカーと、松元中学校の自転車通学の生徒さんが交錯する通学路最大の難所になっておりますし、学校に向かっていきますと上りになっております。特に新学期の一年生はまだまだ脚力、腕力ともに弱く、自転車の安定走行に不安が残る乗り方で、いつ事故が起きてもおかしくない状況にあります。県警本部にお聞きしましたところ、中学生の登下校時の自転車通学の交通事故は、平成十五年三十九名、平成十六年三十四名、平成十七年三十五名となっております。県下百七十校の自転車通学の生徒さんの安全確保のために、あるいはまた自転車通学の二百十四路線の一刻も早い整備が待たれます。事故が起きてからでは手おくれであります。財政が厳しい中ではありますが、一日でも早く標準的な県道にしてもらいたいのが学校関係者、保護者、そして自転車通学の生徒さんの率直な気持ちだろうと考えます。今後の通学路と交通安全対策事業の促進についての考え方をお伺いいたします。 |
 |
 |
◯土木部長(真下和彦君) |
 |
 |
鹿児島市南部におきます交通対策について、南北幹線道路につきましては、市街地部の通過交通を処理し、交通混雑緩和に大きく寄与する道路としまして、これまでルートや道路の構造などあらゆる角度から検討を進めてきたところでありまして、現在、地域高規格道路についての構造要件の見直し等も踏まえまして、さらに検討を進めているところでございます。
また、臨港道路につきましては、鹿児島港の各港区を南北に連絡することによりまして、港湾物流を円滑に処理するとともに、臨海部の交通混雑の緩和を図るため、計画延長約十七キロメートルのうち、これまでに谷山臨海大橋など約七キロメートルが供用され、現在金属団地と木材団地を結ぶ橋梁の調査など、着実に整備を進めているところでございます。両道路とも鹿児島市南部地区の重要な道路でありますことから、引き続き南北幹線道路の検討を進めるとともに、臨港道路の着実な整備促進に努めてまいりたいと考えております。
通学路等におきます交通安全対策につきましては、道路の新設工事におきまして、通学路区間に歩道を設置しているほか、既存の道路におきましても、公安委員会やPTAなどの御意見を伺うとともに、地域の実情や市町村の意向などを踏まえまして、特定交通安全施設等整備事業や通学路等交通安全対策事業等を活用しまして、歩道の整備や防護さくの設置等を進めてきたところでございます。今後とも児童生徒の通学時の安全を確保するために、厳しい財政状況ではありますが、引き続き交通安全対策を推進し、安全・安心な道づくりに努めてまいりたいと考えております。 |
 |
 |
◯山口 修君 |
 |
 |
道路行政につきましては、南部地区の対策ですけれども、見えてきませんが、県警におかれましては、コンピューター制御をし、国道の二百二十五号あるいは産業道路、目いっぱいのコントロールをしておりますけれども、いかんせん車が多いもんですから、それについております鹿児島市道の桜ヶ丘の大学病院線とか、あるいは笹貫バイパスとか、あるいは紫原とか、入ってくる道路の渋滞がひどくなってきております。そういう部分で現状をしっかりと把握していただいて、道路の改造、改善に努力をお願いしたいと思います。
それから、通学路につきましては、生徒さんの安全を守るということで、ぜひ御努力をお願いをいたします。 |
 |
|