鹿児島県議会議員 山口おさむ公式ホームページ [議会発言集]
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議会発言集
平成18年第3回定例会(第4日目) 2006.09.27
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1 議案第111号鹿児島県教育委員会の委員の任命について
1 伝統野菜等への取り組みについて
1 県北部豪雨災害について
1 介護保険施設等の従業者の資質向上について
1 道路行政について
   @ 鹿児島市南部地区の道路事情について
   A 通学路等交通安全対策事業について
1 南洲神社の朝鮮石について
1 議案第111号鹿児島県教育委員会の委員の任命について
◯山口 修君
  おはようございます。
  少数会派の私に、こういう早い機会に質問の場を与えてもらっております各会派の皆さんに、心から感謝申し上げまして、お礼を申し上げたいと思います。
  質問に入る前に、先だっての北部豪雨大災害でお亡くなりになりました皆様に、心より御冥福をお祈りいたしますとともに、床上浸水など被害に遭われました皆様にお見舞いを申し上げまして、一日も早い御回復を願うものでございます。
  それでは、通告に従いまして質問に入らせていただきます。
  まず第一問でございますけれども、議案第一一一号鹿児島県教育委員の任命についてであります。賛成する立場から質問をいたします。
  この件につきましては、昨年の九月議会で地方教育行政の組織及び運営に関する法律の第四条第一項並びに第四項の精神を尊重されて任命されるようにお願いをしたところでございます。これに対しまして知事は、「今後教育委員の任命に当たりましては、保護者に該当する委員の任命について、十分検討してまいりたいと考えております」ということで、前向きな答弁をいただきました。この第四項の保護者や後見人を任命するようになった背景には、児童生徒の引き起こす殺傷事件、親が我が子をあやめる事件、教職員の児童虐待事件など、これまでの社会道徳で律しきれない事件が学校現場や地域社会で連鎖的に多発し始めたことから、こういう保護者規定が挿入されたというふうに理解をしております。この保護者の資格を持つといいますか、教育委員の任命の状況でございますけれども、平成十八年四月一日現在ですが、教育委員に保護者が含まれている県は三十一県、三十九名の委員でございます。教育委員に保護者が、後見人が含まれていない都道府県は、東京都、京都府、大阪府、そして鹿児島県を含む十三県、十六の都道府県が未実施でございました。
  今回、議案第一一一号で提案されました新委員に任命される予定の村山さんにおかれましては、この保護者規定を満足しているやに伺っているところでございます。県内の小・中学校並びに高等学校の抱える諸課題につきまして、現場の声を忌憚なく、積極的に発言していただきたいというふうに願っているところでございます。
  一方、伊藤知事の学校教育への取り組み方針につきましては、マニフェストに「はぐくむ・かごしま」ということで、「ふるさとを担う人材をいきいき、のびのびと育てます。さらに教育力の向上と実践型教育を推進します。生涯スポーツと健康づくり教育を推進します」ということで掲げられまして、実現に向けて御奮闘中でございます。しかし、現在の子供たち、子供の心、あるいは保護者の心、教師の心、そして地域の心が、なかなか一体になりがたいのが現在の情勢でございまして、教育委員会はもとより、学校長を初め地域のリーダーの皆さんも頭を悩ませておられます。
  今、求められている保護者の像、あるいは大人の像を考えますと、保護者は父として母として責任を全うする、教職員は指導力の強化とともに人間力のアップを図る、地域は皆が助け合った結いの精神の高揚復活を果たすべきではないかなというふうに思っております。このことが実践されていけば、知事が提唱されます徳義大県づくりの創造につながるものと考えます。知事は、年々複雑さを増している県の教育環境を改善していくことも含めまして、保護者委員を任命されたものと理解をいたします。保護者規定で任命されました新委員に何を期待されておられるのか。さらに教育環境の改善に向けてどのように取り組んでいかれるおつもりか、お伺いをいたします。
◯知事(伊藤祐一郎君)
  教育委員の任命についてのお尋ねがありました。
  教育委員の任命につきましては、教育に対し情熱を持った方に教育委員をお願いしたいと考えておりまして、今議会に議案を提出しているところであります。新委員には中・高校生を持つ保護者としての立場から、学校や家庭の実態を踏まえ、児童生徒に豊かな心を育て、自立した一人の人間として力強く生きていく総合的な力を身につけさせるための建設的な意見、活動を期待しているところであります。
  現在、国、地方を問わず社会のさまざまな面で課題が山積しておりますが、私は人づくりを県政の基本に据えて、本県の特色である豊かな自然、教育的な伝統や歴史、地域の文化や人材等の教育的資源を生かした教育を学校、家庭、地域社会、企業等の連携・協力のもとに、積極的に展開していきたいと考えております。教育は現在、学校運営や学力の向上、社会人としての心構えの養成などの面で多くの課題を抱えておりますが、教育委員会だけでは処理しきれない横断的な行政課題が生じる中で、私といたしましては、教育委員会と連携して教育の活性化に力を尽くしてまいりたいと考えております。
◯山口 修君
  教育委員の任命につきましては、知事の御努力を評価し、教育大好きの私も一生懸命バックアップをしていきたいと思います。
  それから、今回退任されます吉井和子委員といいますか、先生の功績を少し述べさせていただきたいと思います。鹿児島県は男尊女卑の最たる県ということで、全国の皆さんからいろいろ言われております。実はある研修会がありまして、吉井先生の講演を聞く機会がございましたけれども、なぜ男尊女卑鹿児島というふうになったかと言いますと、昭和十六年、作家の獅子文六さんという方がいらっしゃるんですけれども、朝日新聞に「南の風」という小説、新聞連載をしたんです。その主人公は明治維新のおじいちゃまの孫ということで、ちょっとふぬけで余り仕事をしないお孫さんでしたけれども、お母さんがこれでは家の名折れだということで、鹿児島に連れて帰って、鹿児島を体験させるわけですけれども、その中で、ここに当時の「南の風」という本がありますけれども、まず、「女は男より先に風呂に入らない」、全部書いているんです。「男の子の枕元は母親でも通らない」、「洗濯物は一緒にしない。洗いおけは別々である」、そういうことを書いてある。もともと何でそうなったかと言いますと、男の子は島津の殿様からのお預かりもの、宝物だということで、絶対尻にしかないとか、そういうことを全部書いてあります。そして仕事の分担は、男はそういう島津の殿様のお仕事、女は家事、農業、全部するということで、外に出るとお父さんが強いわけですけれども、家の中にいますと、お母さんがしっかりと家事を仕切っとったということがここに書いてありまして、そのことを全国の皆さんが読んだわけですから、もう鹿児島はすごいところだというのが今でも続いているわけです。
  そういうことで、吉井先生は男女共同参画社会の講師とか、一生懸命、ある面では女性のために頑張ってこられておりましたんで、これまでの御労苦に敬意を表しまして、これから先も鹿児島県の教育界のために頑張っていただきたいと思っております。
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※上記文書は県議会ホームページの会議録より抜粋いたしました。
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