鹿児島県議会議員 山口おさむ公式ホームページ [議会発言集]
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議会発言集
平成18年第1回定例会(第4日目) 2006.03.01
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1 知事の政治姿勢について
   @ 徳義大県について
   A 事業見直しのあり方について
1 教育行政について
   @ 教員の研修制度の充実について
1 土木行政について
   @ 国道226号の交通規制について
   A 県住宅供給公社について
1 広域営農団地農道整備事業について
   @ 南薩東部地区ほかについて
1 特定離島ふるさとおこし推進事業について
1 特定離島ふるさとおこし推進事業について
◯山口 修君
  次に、特定離島ふるさとおこし推進事業についてでございます。
  特定離島ふるさとおこし推進事業は、昭和三十七年に南西諸島振興対策事業として、三島村・十島村を対象にして始まった事業でございます。現在では対象離島二十島、八市町村まで拡大されています。この四十四年間で二百二十億円の推進事業が実施されているところであります。平成十八年度は、厳しい財政の中でありますが、前年度同額の九億円が確保されました。
  昨年、企画建設委員会は、十島村の行政視察を行いました。土木部長を初め関係課長の出席もあったことから、予算編成に大きな効果を発揮したものと理解をするところであります。また、中之島で開催されました島民の皆さんとの意見交換会、そしてまた親睦会も後押しをしたものと考えております。企画立案に頑張られました高橋委員長に、壇上から御礼を申し上げます。
  せんだって、二月十一日に十島村の諏訪之瀬島で開催されました皆既日食学習会に参加をいたしました。皆既日食は、二〇〇九年七月二十二日、同地区で午前九時三十五分四十三秒から欠け始めます。十二時二十一分二十五秒に終了する、六分三十九秒の大天体ショーでございます。日本で一番条件がよいのが、この諏訪之瀬島と悪石島の中間付近というふうに聞いております。
  思い起こしますと、私が小学校五年生、十一歳のときに皆既日食をふるさとで体験をいたしました。日食が進むにつれまして夕闇のようになり、木の葉の影が三日月になっていき、感動の連続であったのを覚えています。そのとき担任の先生が、「あと五十年すれば、またありますよ」ということを言われたのを覚えておりますけれども、非常にこの皆既日食、感動の連続であります。
  そういうことで、何とかいい皆既日食になるようにということで勉強に行った次第でございます。
  ただ、訪問する前日までは島の御岳が激しく噴煙を上げていたこともありまして、心配しておりましたけれども、集落には灰は降っておりませんとテレビ報道がございましたが、やはりうっすらと灰が積もっておりました。島の貴重な花卉品目トラノオ、サンセベリアも同様な状況でありまして、これが真夏でしたら、多分に太陽の熱・光で灰が葉に焼きついて、商品価値はがた落ちになるのではないかなというふうに思いました。
  しかし、平成十七年度の特定離島ふるさとおこし推進事業で、共同利用・農業用施設整備事業としてサンセベリアの栽培用ビニールハウス十棟が完成をしておりました。給水タンクもあわせて整備されておりまして、火山灰対策に実にタイムリーな事業となっていました。
  私がお礼を言われたわけですけれども、「そのお言葉は知事に運んで持ってまいります」と言いましたので、諏訪之瀬島の農業をなさっている皆さんがありがとうございましたということでございましたので、知事、ひとつよろしくお願いしておきます。
  特定離島ふるさとおこし推進事業はですね、当初は港湾・道路など公共事業を主体にした事業でしたが、近年は離島留学生対策、イベント開催、そしてふれあい交流対策、人材研修など、徐々にソフト事業の比率がふえてきています。最大の課題は、青壮年のI・Uターン者の確保であります。現在の年齢構成のままでいきますと、あと十年、あと二十年しますと、定期船のロープ取りもいなくなる可能性も考えられます。I・Uターン者の定着のためには、畜産と水産業、サンセベリアなどを中心とする花卉の栽培との複合経営をやって活路を見出さなければ、I・Uターン者もふえない、若手もやってこないというふうに思っています。
  このような厳しい中ですけれども、頑張れば宝の島ということで、夫婦協力して肉用牛、繁殖ですが、一千万円を超えた農家の方もいらっしゃいます。頑張れば頑張るほど、ある面では実り多い豊かな島々でございます。
  少子・高齢化ということで、将来には大変厳しいものがございますけれども、島の人々の頑張りを見るときに、島は大丈夫というふうに確信をいたしております。
  厳しい財政再建の中で、九億円の予算は大きな金額でありますし、島の皆さんもこの支援策にこたえるべく、自主・自立に向けて必死に頑張っているところでございます。特定離島ふるさとおこし推進事業が島の活性化に確実に貢献していくための今後の課題をお尋ねし、島の皆さんが元気の出る政策と激励の言葉があれば、伺いたいと思います。
◯知事(伊藤祐一郎君)
  特定離島ふるさとおこし推進事業についてのお話がございましたが、三島村・十島村などの特定離島は、特に地理的・社会的に厳しい条件下にあります。そこに住む人々が希望を持って、安心して暮らし続けるような地域社会とすることが、県政の重要な課題であると考えております。
  県といたしましては、御質問の中でも御指摘ございましたように、これら特定離島地域におきまして、住民生活に密着したきめ細かな各種事業を支援をいたしまして、それぞれの島の活性化を図りますため、特定離島ふるさとおこし推進事業を実施してきており、さまざまな面で相応の成果を上げていると考えております。
  ただ、特定離島はまだ他の離島と比べましても、過疎化や高齢化がさらに進行するなど、多くの課題を抱えているところでもあります。
  これらの地域は、豊かな自然や独特の伝統文化、いやしの空間など魅力ある資源を有しておりまして、今後とも地域の方々が力を合わせて、各島の特性に応じた個性豊かな地域づくりに取り組まれていくことを心から期待しているところであります。
  県といたしましても、引き続き地域のニーズを十分に踏まえながら事業実施をいたしまして、特定離島地域の振興に努めてまいりたいと考えております。
◯山口 修君
  特定離島ふるさとおこし推進事業ですけれども、大変な御理解をいただきましてありがとうございます。三島、十島、加計呂麻、与路、請、甑、獅子島、桂島など、大変な島々があります。
  視察に行きまして、懇親会のときに、中之島の女性の方、おばちゃんたちと飲み会もさせていただきましたけれども、奥さんたちの手の肉の厚さですね、指の太さ、つめのかたさ、いかに厳しい環境で頑張っておられるのかというのを、じっと手を見て思った次第でございます。この皆さんが一生懸命頑張れば、まさに知事の掲げる男女共同参画社会というのがこの小さな島には実現をしていくのではないかなというふうに思っています。
  それから、徳義大県の件もありますけれども、船のロープとり、大変な仕事でございます。土曜、日曜日には、教育長、学校の校長先生、先生たちがおりてきてロープとりをされるんですね。本当、心豊かなといいますか、島でございますので、この徳義大県の推進に当たりましては、知事、モデル地区とかそういう部分を募集をして、我がところは徳義大県づくりのモデル地区だぞというのを募って指定をして、その地域ぐるみで新しい鹿児島、心のある鹿児島を創造していければ、この徳義大県も県土全体にじわっと広がるんではないかなというふうに思っていますんで、ぜひ指定地域を設ける考えも持っていただいて、実行していただきたいと思います。
  第一回の定例会は、予算特別委員会の関係もございまして、一般質問は六十分から五十分になっております。この十分の差をいかにして調整するかというふうに迷ったわけですけれども、何とか持ちこたえられたというふうに思っています。
  引き続き厳しい平成十八年度、スタートいたしますけれども、議員諸兄の皆さんと力を合わせまして、夢のある鹿児島、光の見える鹿児島県政づくりに邁進してまいりたいと思いますので、どうかひとつ御指導方、よろしくお願いします。
  ありがとうございました。
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※上記文書は県議会ホームページの会議録より抜粋いたしました。
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