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◯山口 修君 |
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鹿児島県の人事政策についてということで、まず、管理職人事について私の思うところを申し述べたいと思います。
知事は提案理由説明の中で、組織機構改革検討委員会を立ち上げられたと、本年中に組織機構改革─仮称─を策定し、簡素で効率的な整備を進めることを明らかにされました。大賛成でございます。オンラインシステムを駆使した組織づくり、支庁制度などの導入でスリムで機動力のある新しい組織に期待をしております。
「新しい革袋には新しい酒を」とことわざがございますが、私は、この組織機構改革はまさに新しい県政の革袋づくりではないかというふうに思います。新しい革袋には新しい酒を、すなわち新しい人を入れる鹿児島県の新しい人事政策があってもいいんじゃないかなというふうに思っております。なかんずく管理職人事には早急にメスを入れてほしいなというふうに思います。組織だけが変わって、そこに行政を執行していく責任者が変わらないようでは何にもならないのではないかなと思います。
その一つに、各部のトップにあって知事の代行、代理人として政策方針を具体的に実践していかれる副知事、出納長、教育長、それに各部長と局長、十二名の大幹部がいらっしゃるわけでございますが、この幹部の皆さんは、「力みなぎる・かごしま」の実現のために知事と一心同体にして率先垂範、職務を遂行されていることが、知事のこれまでの成果といいますか、軽快なフットワークになって、そのことが県民の県政に対する信頼度の向上につながっているものと考えています。
部長級の選任についてでございますけれども、平時のときの人事あるいは乱世のときの人事があると思いますけれども、県政を取り巻く諸条件にあっては、事務職出身の方あるいは技術職出身の方という職種の違う部長が誕生してもよいのではないでしょうか。
昭和四十年度以降の農政部、林務水産部、企画部等の技術的な部分も含める部長さんの職別を調べてみましたが、技術職の部長は誕生していません。逆の立場で土木部を調べましたところ、事務職の土木部長は誕生していないわけでございます。
最近の県政で起きたショッキングな事件は、BSEの問題とか、高病原性鳥インフルエンザとか、豚コレラ疑似患畜問題とか、あるいは海にあっては磯焼け現象、アニサキスの問題とか非常に難しい課題が、難問百出という現状にございます。そういうことで、技術部出身の部長さんが時によっては誕生して、その専門的な能力を十二分に発揮する機会があってもよいのではないかというふうに思っている一人でございます。
今回の組織機構改革検討委員会による検討にあわせまして、部長職に見る管理職の登用のあり方、あるいは任用試験といいますか、管理職の任用試験等も考えていいんじゃないか。そういうことで新しい鹿児島県の人事制度を構築していくときではないか、ある面では現状にメスを入れるときではないかと思いますので、知事の見解をお伺いいたします。
続きまして、公社等外郭団体の役職定年制についてでございます。
昨年十二月の第四回県議会定例会におきまして、前知事の空港ビル社長就任の経過についてただしました。そのときの伊藤知事の回答は「緊急避難的に」という言葉で答弁をなされました。緊急避難的とは、私はことしの六月の定期株主総会までの就任ではなかろうかと自分勝手に思っていたところでありますけれども、しかし、株主総会が終了しましても社長の交代の報道はありませんでした。
また、平成十五年度決算特別委員会におきまして、鹿児島県社会福祉協議会の会長で元副知事の方はたしか八十四歳と聞きました。余りにも長期在任であるとの指摘をしたところでございます。ことしの五月でしたか、総会で会長職の交代がありましたが、後任の方もまた元副知事でたしか七十三歳か七十四歳になられた方とお聞きをしております。この人事を見る限り、役職のたらい回しと言われても仕方がないのかなというふうに思ったりもしております。
県職員の労務構成を見ますと、あと三年で団塊の世代が定年となって大量勇退のときを迎えます。公社や外郭団体等の人事を現在のような方法でやっていますと、いずれ暗礁に乗り上げ、にっちもさっちもいかなくなることは火を見るより明らかでございます。県が関係します公社等外郭団体の役職につきましては、在任が許される年齢、私はおおむね六十代が適当ではないかなというふうに思っております。何かにつけて厳しい状況にある鹿児島県でありますから、県民の皆さんが理解と納得のできる人事といいますか、が見えることを望むものでございます。
知事は、公社等の人事についてどのようなお考えをお持ちなのか、また、どのようなルールをもって改善されていかれるおつもりなのか、見解を明らかにしてください。 |
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◯知事(伊藤祐一郎君) |
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外郭団体の人事についてのお尋ねがありました。
外郭団体の役職員の在任年齢等につきましては、各団体におきまして、それぞれの事情に応じて適切に判断されるべきものと考えておりますが、県退職者の公社等外郭団体の役職員としての在任期間につきましては、去る三月に策定いたしました公社等外郭団体見直し方針におきまして、平成十七年度の県退職者から原則として再任用の上限年齢に合わせることといたしまして、既に各団体にその旨を要請したところであります。
なお、特別職経験者の外郭団体の役職員の就任につきましては、その見識、調整能力等に各団体が注目されて要請されているものであり、御指摘の社会福祉協議会の会長等については、高齢化社会における職責及び報酬等を考えれば、社会奉仕的な活動をお願いしていると考えております。 |
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◯総務部長(境 勉君) |
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管理職人事についてでございます。
管理職への登用につきましては、職員の能力、経験、専門性などを総合的に判断して行っているところであります。部長職につきましては、現在、保健福祉部や土木部におきまして技術職員がついておりますが、他の部におきましても適任者を登用いたしており、また、農政部や林務水産部など必要な部につきましては、技術次長や技監等を配置いたしますなど、さまざまな課題に対して組織的に対応する態勢にも配慮しているところであります。
今後とも、複雑・多様化する行政需要に的確に対応するため、事務職、技術職の職種を問わず幅広い人材の登用に努めてまいりたいと考えております。 |
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◯山口 修君 |
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人事につきましては、「新しい革袋に新しい酒を」ということわざどおり、やはり組織を変えていくという心づもりがあるとするならば、人事は早目に制度にメスを入れられまして、新しい県のあり方を示していただきたいなと思います。
この例えがいいか悪いかわかりませんけど、加藤土木部長が生え抜きの部長として誕生なさっておりますけれども、それまでは本省からの土木部長だったというふうに思います。今、企画建設委員会に所属しておりまして、土木部のラインの課長さんたちの答え方とか日ごろの態度とか、よし、おれも頑張ればというようなのが見えてまいりまして、目もらんらんと輝いております。そういうことで、よその部にも技術職の大変優秀な方がいらっしゃるわけですから、そういう部分では広くそういう人材の発掘に御努力をいただきまして、県政の執行をより充実し、県民の皆さんにより確実な幸せが来る県政をお願いしたいというふうに思います。
公社等の人事につきましては、お答えのとおりかなというふうに思ったりもしますけど、ただ、やっぱり県民の皆さんは御高齢という部分にはかなりの反抗といいますか、反対の意見がありますので、そういう部分も含めて頭の片隅に置いていただければなというふうに思います。 |
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