鹿児島県議会議員 山口おさむ公式ホームページ [議会発言集]
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議会発言集
平成16年第2回定例会(第4日目) 2004.06.09
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1 知事の県庁奉職55年を振り返って
   @ 県職員教育と人事について
1 樹齢三千年の屋久杉はどこに?
   @ 蘇れ旧西鹿児島駅前の屋久杉
1 県立4年制大学について
   @ 新かごしま総合計画第1期実施計画における検討結果について
1 鹿児島県森林環境税条例制定の件について
   @ 環境の森林整備事業の経過について
   A 森林環境税条例について
   B 緑の募金との関係について
1 鹿児島港本港区,新港区の現状について
   @ 鹿児島港本港区の整備状況について
   A 北埠頭桜橋下の鉄条網について
1 中国帰国者等援護事業について
1 樹齢三千年の屋久杉はどこに?
◯山口 修君
  次に、「樹齢三千年の屋久杉」についてであります。
  お手元に、議長の許可を得まして、手づくりといいますか資料をお渡ししております。旧西鹿児島駅前広場に半世紀にわたって飾られていた樹齢三千年の屋久杉でございます。
  鹿児島中央駅の改装工事も終了し、新幹線も開通しましたが、一向に鹿児島中央駅にあの懐かしい屋久杉の雄姿を見ることができません。以前からこの屋久杉の行方に興味を持っていたものですから、追跡調査を行いました。屋久杉は、県のものでもなく、鹿児島市のものでもなく、最後に訪ねたJR九州鹿児島支社の所有するものであるということが判明いたしました。
  JR九州鹿児島支社の説明では、この屋久杉は、昭和五十一年五月に当時の屋久町から寄贈されたもので、屋久杉の高さはおおむね四・五メートル、直径約一・八メートルという大変な巨木であります。そのようなことから、新装になった鹿児島中央駅に設置する場所がなかなか見つからず、現在、上荒田の鹿児島総合車両所に保管されております。
  この屋久杉には、大変な愛情とふるさと思いの心がこもった歴史があることがわかりました。太陽国体が開催された昭和四十七年、今から三十二年前のお話になります。その年の三月十五日に、国鉄列車のダイヤ改正で西鹿児島駅─大阪駅間に「急行屋久島号」が運行を始めております。昭和五十年三月十日のダイヤ改正までの三年間、急行屋久島号が西鹿児島駅─大阪駅間の九百三十七キロを往来したのであります。急行屋久島号は、西鹿児島駅発二十時五十四分、大阪駅着十四時〇七分、大阪駅まで実に十七時間十三分、今では気の遠くなるような長旅だったようです。
  この急行屋久島号の列車名に感激されたのが、当時の大阪県人会の、中でも屋久島の御出身者の皆様でございました。急行屋久島号のおかげで全国の皆さんに屋久島を知ってもらったと、そういうお礼にということで当時の国鉄西鹿児島駅に、感謝の意をあらわしたいと、ふるさと屋久島が世界に誇るこの「樹齢三千年の屋久杉」を贈ることになったようでございます。
  寄贈する屋久杉は、屋久町の柳田林さんと言われる方が提供されたとお聞きしました。当時の泊義文町長が取りまとめられて、西鹿児島駅にその堂々たる雄姿が見られるようになった次第であります。実に由緒ある意味合いが入っております。
  私は、JR九州鹿児島支社に対し、由緒あるこの屋久杉を鹿児島中央駅に再展示していただくよう強く要請した次第でございます。幸いにも屋久町の日高町長にも会う機会があり、寄贈された屋久杉が多くの皆さんに再び感動を与えられるよう、JR九州鹿児島支社にさらなる要請を行っていこうとの約束もできました。
  須賀知事にも、鹿児島県も屋久杉の再展示に協力するよう強く要請したところでございます。知事は即断即決、電話で商工観光労働部長、土木部長に直ちに連絡をとり、準備・検討の指示をしていただきました。
  その後、JR九州と屋久町長との間で話し合いがあり、屋久町長も、先人の思いを後世に残す意味から、何とか鹿児島中央駅にこの屋久杉を再度展示していただきたいと強い要請をなさったようでございます。同僚議員で森林・林業活性化促進議員連盟の柴立会長、さらには観光振興議員連盟の打越会長にも御協力をお願い申し上げ、快諾をしていただいております。
  また、屋久島森林管理署の説明では、「このような大きな屋久杉は現在は奥地からは運び出せません」と、「分割してヘリコプターで搬出しているので、一体物はもう手に入らんでしょう」ということでございました。
  JR九州鹿児島支社は、屋久町長の要請、須賀知事の準備指令発動も功を奏したと思いますが、青柳鹿児島支社長より本社の石原社長に現状が報告され、この屋久杉を鹿児島中央駅周辺に再展示できるよう、現在、検討を始めたと報告を受けました。大感激でございます。
  本会議場の皆さん、お手元の写真を見てください。一面の右側の写真の上部には軍手が投げられて乗ったままになっております。下のこぶのところには穴があいていましたが、当時は、ごみ、たばこの吸い殻がよく投げ込まれておりました。鹿児島の人々は随分とこの屋久杉を粗末にしてきたものでございます。
  二面を見てください。中は確かに空洞になっており、腐食も進んでいます。四半世紀、二十五年間にわたって風雨にさらされ、桜島の降灰にも遭い、かなりの傷みが見受けられます。再展示するためには、腐食の処理、シリコン樹脂等による強化処理、磨き修理、運搬費などかなりの出費が予想されます。
  県は、鹿児島県の観光活性化のために、この世界自然遺産屋久島のシンボルである屋久杉を、再度鹿児島中央駅周辺に展示することに何らかの形で御協力すべきではないかと考えるものであります。県も協力して再展示が実現できれば、須賀知事が県民の皆さんへ贈る最後のプレゼントになるわけでございます。心ある御答弁を期待しております。
◯商工観光労働部長(原田耕藏君)
 旧西鹿児島駅前に展示されておりました樹齢三千年と言われる屋久杉につきましては、御指摘のとおり、鹿児島中央駅の整備に伴い、現在、JR九州鹿児島支社の車両基地に一時保管されております。
  今後の展示場所等につきましては、現在、所有者でありますJR九州鹿児島支社において検討中であると伺っておりまして、県といたしましては、早急に検討結果が出されるよう、JR九州鹿児島支社とも十分連携をとってまいりたいと考えております。
◯山口 修君
  樹齢三千年の屋久杉ですけれども、ちょっと熱の足らない回答のように思いましたけれども、私たち、どうしてもこの屋久杉が中央駅の周辺に欲しいというふうに思っておりますので、県におかれましても、何かと財政厳しいときでありますけれども、そこじゃなくて集めようはいろいろあるわけですから、議会も川原議長、森副議長を先頭に頑張っていけば、何とかなるんじゃないかなというふうに思います。
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※上記文書は県議会ホームページの会議録より抜粋いたしました。
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