 |
◯山口 修君
|
 |
 |
次に、県政広報活動の充実についてお尋ねいたします。
現在、本県は、二十一世紀新かごしま総合計画の第二期実施計画の策定に向けて審議中であります。また一方では、県の財政再建に向けて財政改革プログラムの改訂案が公表され、本議会でも質疑が交わされています。さらには、平成十六年度の当初予算編成方針の概要も示されており、県民の皆様におかれましては、財政から行政、市町村合併、年金問題と知りたい各種の情報がはんらんした状態にあると言えます。県民の皆さんが鹿児島県のもろもろの情報を入手する方法には、県民の年齢、職種等によって大きな格差があります。いかにして本県の行財政の本質を知らしめるかは、知事部局、県警察本部、教育委員会そして県議会に課せられた最大の課題であると考えます。
県におきましては県政かわら版、グラフかごしまなど、議会におきましては県議会だより等、それぞれの部署で定期的に機関誌の発行を行って、制度・政策の情報提供を行っているところであります。しかし、情報の内容は多岐多種であることから、県民の皆様からは確かな情報をより迅速に提供されることが求められております。
他の都道府県にありましては、多様化する県民のニーズに素早くこたえるために、各種団体や地域の要請に応じて県職員が現地に直接出向き、対話によって理解と納得をしていただく制度、例えて言えば県庁出前講座を実施している県がございます。本県職員の中には卓越した話し家がいらっしゃいますし、理論家はごまんとおります。その中からえりすぐりの話し家を選抜して「鹿児島県行財政出前講座隊」、仮称でございますけれども、結成して、現在取り組んでいる財政改革プログラムの問題、マリンポートかごしまの問題、管理型産業廃棄物処分場の問題などに対する出前講座を展開すれば、須賀知事が掲げておられますひびきあう県政をいち早く実現するようになるのではと考えます。
このような出前講座隊ができますと、ふだん着の県庁マン・ウーマン・レディーが県民と直接対面して親しく鹿児島県政を語り合い、理解してもらうことは、これからの二十一世紀新かごしま総合計画を実現していくためにもぜひとも必要な手法だと考えます。そして、このようなホットなサービスは、県民の皆様が県庁に今一番求めている身近なサービスではないかと思うところでございます。
そこで、総務部長にお尋ねいたしますが、本県の行財政が大変厳しい状況にある今こそ、フレキシブルで親近感のある、そして素早い広報体制を築くときと考えますが、低廉で効果的なこの出前講座など広報体制の組織強化に対する考えをお伺いいたします。 |
 |
 |
◯総務部長(境 勉君) |
 |
 |
県政広報活動につきましては、広報誌や広報番組、インターネット等を活用する一方、知事と語るふるさと座談会や県政懇話会の開催、県政モニター制度の運用等を通じまして、知事や県職員が直接県民の方々と意見交換等を行ってきております。また、各部各課におきましても、担当する施策や事業につきまして、関係団体や住民の方々を対象に説明会や意見交換会等を積極的に開催しているところでございます。そのテーマは、財政改革、産業廃棄物の問題を初め、市町村合併、ボランティア活動、高齢者対策、地域農業の動向など多岐にわたっておりまして、平成十四年度の開催実績は百回を超えるものとなっております。
今後とも、さまざまな機会をとらえまして、県の施策や考え方について広く県民の方々にお知らせをいたしますとともに、積極的な意見交換を行いまして、県政広報活動の充実に努めてまいりたいと考えております。 |
 |
 |
◯山口 修君
|
 |
 |
県政の広報活動の充実についてですけれども、仰せのとおりで、種々あらゆる角度から県民の皆さんと対話をしながら県政に取り組んでいらっしゃること、よくわかりました。しかし、二十一世紀新かごしま総合計画の第二期実施計画を確実に推進するためには、どうしてもいまひとつ突っ込んだ県民との対話、そして理解をいただく、協力をいただくことがないと達成できないというふうに思います。
そのために、再度関係団体あるいは各種団体、地域の皆さんと、県の行財政にかかわる役職員が積極的に外に出て、皆様方と対話をしていく、県庁も変わったなと、同じ目線で同じ立場でといいますか、高さで論議をし、県民の皆さんが日ごろ思っているふだん着の発想を吸収して県政に生かすことが、これからは一番大事でありますし、それが共生ネットワークに私は通じていくものというふうに思います。形は違っても何らかの形で県民の皆様とひざつき談判できる対話活動の輪をもっと大きくできるようなこともひとつ頭に入れていただいて、新しい対話活動、広報活動の充実を考えていただきたいというふうに思います。 |
 |
|