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◯山口 修君
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県下の交通診断の実態とその解決状況についてでございます。
県内の十一月末の交通事故発生件数は一万一千四百四十一件、対前年比マイナス百四十一件、傷者数一万三千八百七十二人、対前年比マイナス四百六十四人、死者数百二名で対前年比マイナス五人となっております。このように対前年比がよくなっているのは、道路交通法改正による交通違反の厳罰化の効果、警察の交通取り締まりの強化、日ごろから継続的に実施している地域や学校での交通安全教育の効果などが相乗効果となってあらわれたものであります。そして、特に各警察署におきましては、中学校校区あるいは小学校校区単位で町内会、小・中学校関係者、高齢者クラブ等の皆さんと協力して、地域の全体的な交通安全診断を行い、交通事故の防止に努めていると聞いております。
しかし、悲惨な交通事故は相変わらず後を絶ちません。高齢者や児童生徒を交通事故から守るには、やはり交通信号機と横断歩道の設置が最大の効果を発揮すると考えるのであります。交通診断等で提出される設置要望箇所数は、年間で百カ所から二百カ所もあるそうです。また、標準的な交差点に取りつけられる交通信号機の設置費用は、約五百万円前後もかかるやに聞くところでございます。県警は、厳しい財政事情の中で、交通安全確保と県民の生活と安全を守るために交通予算獲得にも全力を傾注していると聞きますが、各年の設置台数は各地域から出される設置要望数の半分にも満たないと聞きます。
そこで、警察本部長にお伺いいたします。
一つには、警察にはいろいろな形で地域住民を初め、多くの皆様から信号機や横断歩道の設置要望があると思いますが、これらの要望をどのように把握され、こたえられておられるのかお尋ねいたします。
二つには、把握された要望案件についてどのように処理をされて、その結果はどのように報告されているのかお尋ねいたします。
三つには、最近の信号機の整備数と今後の整備方針についてお答えください。 |
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◯警察本部長(稲葉一次君) |
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交通信号機等交通安全施設でございますが、真に道路を利用する側の視点から考えるという観点から、春と秋の交通安全運動期間中に実施する現場診断を初め、警察署協議会や地域住民との各種会合等、住民の要望をお聞きできるあらゆる機会を通じて把握に努めているところでございます。
これらにつきましては、交通事故の発生状況や交通量、道路形状のほか、緊急性、必要性等も総合的に検討し、他の代替手段等も講じながら設置の可否を判断しており、その結果については警察署等を通じまして周知に努めているなど、真摯に対応しているところでございます。
信号機は、道路改良等によるものを含めまして、平成十三年度に五十基、十四年度に八十六基を整備し、十五年度は三十基を整備する予定でございます。
交通事故防止等に大きな効果のある信号機や横断歩道等の交通安全施設につきましては、今後とも、地域住民等の意見等を踏まえながら整備に努めてまいりたいと考えております。 |
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◯山口 修君
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交通政策についてでございますけれども、議員への陳情の中で交通信号機の設置の要望はベストテンに入る、我々からしますと重要な課題の一つでございます。特に交通診断等でまとめられた事項、設置要請のあった地区への要件の処理段階の報告は、適宜進められるというふうに思いますけれども、まだ報告漏れといいますか、そういう部分があるやに聞きます。そういうことで、せっかく各署においてまとめられた交通診断、そしてまた県警に報告された事項については、処理の段階を適宜その現場、そして学校関係に御報告していただくようにお願いいたします。
信号機の設置台数が年度ごとにばらつきが大きいと思います。県の財政危機の関係もあるかもしれませんけれども、交通事故をなくし、歩行者を守るためにもぜひとも必要な交通信号機でありますから、各年度計画的に平均して設置できるよう予算設定ができますようお願いいたします。
それから、交通関係で一つ要望しておきます。
道路がきれいになって、幅が広くなって、真っすぐになっても、やはりスピードは四十キロ、追い越し禁止というのが多々見受けられます。前のままの規制で果たしていいのか悪いのか、こういう部分は早急に診断をしていただいて、スピードを上げられていいところは上げる、追い越しが可能になったところは、即追い越し禁止を解除する、そういうことも一つの交通政策ではないかというふうに思いますので、御検討方よろしくお願いいたします。 |
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