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◯山口 修君
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次に、鹿児島県立笠沙高等学校についてでございます。
私は文教商工観光労働委員会の委員でございます。そういうことから、知人も当地域におったということで現地に行っていろいろとお話を聞いてまいりました。いろんな課題がございますが、自分の聞いたところを考えながら質問をさせていただきます。県立笠沙高等学校が整理統合の基準に二年連続で該当し、このままでは来年から募集が停止され、二〇〇六年三月の閉校を余儀なくされております。公立高校の整理統合では昭和六十年度に県立知覧高校、県立東郷高校、県立福山高校など八つの高校が廃止されております。平成十二年度には県立南大隅高校佐多分校が生徒募集停止となり、平成十四年四月一日に廃校になったのは記憶に新しいところでございます。
県立笠沙高等学校は昭和二十三年四月一日に開校された創立五十六年の学校であります。大浦町、笠沙町の中学生が中心になって入学し、多いときは百五十人を超える卒業生を送り出しております。近年は地域の過疎化、少子化が重なり、定員割れを繰り返す状況が続いていたことは御案内のとおりでございます。学校環境をよりよくするためには生徒自身の日ごろからの自覚、教職員の献身的な指導、努力、保護者の責任ある子育て、そして学校を温かく見守る地域の協力、この四つの要素がかみ合わないとよい学校にはならない、自然に淘汰されていくのみであると考えるものでございます。笠沙高等学校に入学する生徒が歴史的に多かった地元の笠沙中学校でございますが、生徒数が減少する中にありましても、野球、バレー、駅伝と常に地区大会では優勝、準優勝する勉学、スポーツに秀でた中学校でございます。また笠沙高校のある大浦町は、人材育成事業として大浦中学生海外研修などを実践する教育熱心な町でもございます。
このように笠沙高校を支える大浦、笠沙の両町にはすばらしい教育環境があるのです。両町とも笠沙高校は地域の発展に欠くことのできない学校であるとして、同校の新入学生確保のために、その一方策として制服代の補助をするなど精いっぱいの努力をされていると聞くところでございます。このような努力にもかかわらず、残念ながら平成十五年五月の調査で県の整理統合基準に該当してしまいました。笠沙高等学校に関する各種資料を点検する中で、理解できない点に一つ気づきました。それは平成十四年度の入学生が極端に減少していることでした。聞くところによりますと、平成十三年当時、一時学校にすさんだ空気が流れたときがあったようでございます。そのことが原因で平成十四年の受検者が他校に移ったのではないかと推測をいたしました。そのために平成十五年度は危機感を感じた地域あるいは保護者、同窓会の皆さんが一体となって、笠沙高校への入学運動を展開しましたところ、十八名も多い五十五名の入学者を迎え入れることができたのであります。平成十四年度の生徒減少は荒れた生徒にも、そして保護者にも責任はございますが、荒れたことを指導、是正できなかった教職員、学校サイドにも大きな責任があると言わざるを得ません。またそのことに適切に対処できなかった地域にも責任の一端ありと思います。それはさきに述べましたように、地域にも学校を育てる責任があるからとの考えからでございます。
以上のようなことから総合的に勘案しますと、大浦町、笠沙町、そして川辺郡周辺にはまだまだ笠沙高等学校を存続させる十分なる要素があり、また笠沙高等学校を必要とする生徒がたくさんいることを認識した次第でございます。笠沙高等学校の募集停止で他の高校に通うことで、交通費など学費の捻出が厳しくなる家庭も出てくることでしょう。いまひとつは私立高校への進学はより難しいのです。笠沙高校の募集停止で進学の芽を摘み高校浪人を生むことがあってはならないと考えます。今後各地域で同様な状況が出てまいります。学校は地域のシンボルであり、若者は地域の活力のバロメーターでございます。そのようなことから、笠沙高等学校の存続を可能にする方策を長い目で根本的に、多面的に考える必要があるのではというふうに考えます。
そこで教育長にお尋ねいたします。以上のような観点から、鹿児島県立笠沙高等学校が次年度からも引き続き生徒募集ができないか。問題事項をもっと深くかつ慎重に、そして丁寧に、総合的に検討されることが必要だと考えますが、御所見をお聞かせください。 |
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◯教育長(福元 紘君)
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笠沙高校におきましては、地域に信頼される学校づくりを目指しまして、生徒の進路希望に対応した進学コースや情報処理コースの設置、地域との連携を深めるため、大浦、笠沙両町の全世帯に対する学校だよりの配布などに取り組みますとともに、PTAによる単車通学生への交通指導やPTAと生徒会合同による各地域における海岸などの清掃活動、大浦トライアスロン大会のボランティア活動などに学校・家庭・地域が一体となって取り組んでおります。また大浦町、笠沙町、加世田市、坊津町においては、笠沙高等学校振興対策協議会を設立し、制服購入やバス通学費に対する一部助成などを実施し学校を支援していただいております。
しかしながら、少子化が進む中で地域の生徒数が減少するとともに、進路の多様化等により地元の大浦、笠沙両中学校卒業者の約八〇%が町外の高校に進学する実情でございます。その結果、笠沙高校への入学者数は減少し、全学年の在籍者数が二年連続して募集定員の三分の二を下回り、本年度には平成九年度から適用しております整理統合基準に該当することになりました。
県教委としましては、現在地元の意見を聞きながら、学校や地域の現況等について調査・検討をしているところでありますが、今後の取り扱いにつきましては整理統合基準の趣旨を踏まえるとともに、生徒の高校進学機会の確保など、同基準に定められた留意事項も十分考慮しながら適切に対応してまいりたいと考えております。 |
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◯山口 修君
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笠沙高等学校でございますが、教育長が答弁されましたように、なかなか厳しい状況ということは十二分にわかっております。ただ現地の小中学校の生徒さんの状況等々ある中で、例えば学校自体が、あるいは教育委員会が何とか再生する方法で、例えばですけれども、強烈なインパクトを持っている甲子園に行った野球部の監督の先生とか、そういう皆さんを配置しますと、一挙にまたそういう野球少年が笠沙に行くこともあったのではないかなというふうに思ったりします。そういうことも考えながら、ある話では期限つきの先生が多いとか、本当かうそかわかりませんけれども、定年の近い先生が多いとか、そういうお話も伺いました。こういう学校こそ活力のあるやる気のある先生を配属して、頑張っていくよう御指導をお願い申し上げたいというふうに思います。この地域は古事記にも出てまいります、木花之開耶姫と瓊瓊杵尊が恋愛をし、海幸彦、山幸彦をもうけた歴史的に由緒のある地域でございます。そういうことも頭に描きながら大事に取り扱っていただきたいというふうに思います。
今回の議会でいろいろとエネルギーの問題等々についてお話が出されました。私は電力事業にまだ籍を置いております。私の多くの仲間が川内原子力発電所で一生懸命頑張っております。社員として二百五十七名、協力会社として入れますと約五百名の仲間が現地で働いております。私たちの組合では下請という言葉は一切使いません。「協力会社」という表現をしておりますので、どうか皆さん、ある面の私は差別用語だというふうに思いますので、これからは協力会社ということ、土木関係でもそうでありますが、そういう言葉を使って横の連携で事業をなすということを頭に置いていただきたいなというふうに思います。
原子力の問題にかかわって風力発電とか太陽光の話が出ました。やはり大きなベース電源があるから風力や太陽光が生きるんです。ベースが小さかったらきょうの雨では、仮にここが太陽光でしたら真っ暗すんでございます。風力でしたら風がやんだらまた真っ暗やみでございます。やはり大きな電源があって自然エネルギーが生かされているということを頭に入れていただきたいと思います。
それから、空からの攻撃がありました。私は当然自衛隊が守ってくれるものというふうに思っています。発言をされた議員さん、よく考えてみますと、元社会党でございます。社会党は北朝鮮・朝鮮労働党と交流のあった政党でございます。ぜひそっちのルートで平和外交でミサイルの飛んでこないようなことを訴えていただきたい。
そういうことを申し述べまして、私の質問を終わります。
ありがとうございました。
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