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◯山口 修君
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次に、未解決重要事件の現状についてお尋ねいたします。
インターネットホームページで県警本部にアクセスいたしますと、この重要事件が掲載されてございます。「ベブは見ていた」の見出しで、松山町殺人・死体遺棄事件への情報提供の協力要請が掲載されております。担当者が考えに考えた事件解決への願いを込めたメッセージになっています。「ベブは見ていた」、県警あるいは現地の警察署が、牛の多いところでございますが、そういうことで人間は見ていなかったけど牛は見ていたぞというアピールをしたホームページで、アクセスしてみますと、キラリと光る牛の目が漫画チックに描かれて、何とか協力をいただきたいというホームページになっています。六件の未解決重要事件の現状について警察本部長にお尋ねいたします。
この警察本部のホームページにアクセスしますと、一番最初に目に飛び込んでくるのがこの未解決重要事件、事故状況でございます。ホームページのトップに掲載して、県警にアクセスした人々が必ずクリックするように考えた掲載方法は、さすが県警の人間の心理をつかんだ要を得た方法だと思っております。その未解決事件ですが、一つは鹿児島市田上台強盗殺人事件、平成十二年九月十七日に発生しております。ひとり暮らしの七十三歳の女性を襲った強盗殺人事件でございます。二つには出水市境町殺人事件、平成十二年五月二十五日に発生いたしました。十八歳の女性を襲った殺人事件でございます。三つには鹿児島市毒物混入事件、平成十一年十月七日に発生しました西千石町のオフィスビルでの亜ヒ酸中毒事件でございます。四つには阿久根市大川強盗殺人事件、平成九年八月一日発生、尻無浜での強盗殺人事件でございます。五つは先ほど申しました松山町殺人・死体遺棄事件、平成三年七月九日発生でございます。六つには吹上浜アベック拉致容疑事案ということへの情報提供に御協力をということで、昭和五十三年八月十二日に発生いたしております。これに関連しまして、さらにひき逃げ事件として指宿署、徳之島署、鹿児島南署のひき逃げ事件が掲載されております。
この吹上浜アベック拉致容疑事案は、事件発生から既に二十五年を数えていますが、北朝鮮による拉致事件として明々白々の事件でございます。お二人の消息は極めて不明瞭であり、北朝鮮の不誠実な外交姿勢に憤りを感じている一人でございます。何とか早期解決を早くということで心から祈ってやみません。さらに松山町の殺人・死体遺棄事件は、この七月九日で事件発生から丸十三年になります。時間の経過とともに捜査は難しくなってきていると推測をせざるを得ません。あと二年で時効ということでございます。それぞれの事件とともに被害者の遺家族さらには御近所の住民の皆さんの胸中を察するとき、早期解決が望まれるところでございます。改めまして県民の皆さんに事件解決への協力要請を強くするときではないかと考えます。
これら六つの事件は捜査継続中でございますので、具体的な答弁は御無理かというふうに思います。しかし早期解決が求められる重要な事件でございます。改めまして県民の皆様へ再度の協力要請をお願いしていただきたい。そしてまた事案の現況について答えられる範囲で明解にしていただきたいというふうに思います。
それから、さきに開催されました県政調査会におきまして説明のありました治安情報の中で、全刑法犯、重要犯罪、重要窃盗犯の検挙率の向上策についてお尋ねいたします。調査会でいただいた資料によりますと、四月末現在で全刑法犯検挙率二八・五%、対前年比マイナス七・二、重要犯罪検挙率六〇・五%、対前年比マイナス三一・二、重要窃盗犯検挙率三一・五%、対前年比マイナス二七・四、各項目とも前年同期を下回っております。全刑法犯におきましては四月末で六千二百四十七件、前年に比べますと六百八十件増加をしており、大変な処理件数になっております。このように検挙率の低下している傾向は全国的なものか、それとも鹿児島県警のみの傾向なのか、また今後検挙率向上へ向けてどのような改善策を考えておられるのか、お尋ねいたします。 |
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◯警察本部長(稲葉一次君)
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未解決重要事件の捜査状況についてございますが、現在県警が抱えます未解決重要事件につきましては、御案内のとおり松山町で平成三年に発生いたしました殺人・死体遺棄事件など、五件につきましてそれぞれ捜査本部を設置するなどして捜査を継続しているところでございます。具体的にはこれまで収集いたしました捜査情報でございますとか、収集資料の洗い直し、現場付近での聞き込み捜査の継続あるいは収集いたしました不審情報の掘り下げ等の捜査を行っているところでございます。こうした捜査を進めるに当たりましては、県民の皆様の御理解と御協力というものが不可欠でございますところから、広く捜査活動や事件に対する理解と情報提供を呼びかけておるところでございます。今後も未解決重要事件の早期解決に向けまして、県警の総力を挙げた取り組みを行ってまいりたいと考えております。
また、刑法犯の検挙率の低下についてでございます。本年五月末現在全国の全刑法犯検挙率は一九・九%でございまして、前年同期とほぼ同率で推移しております。本県の五月末現在の全刑法犯検挙率は二九・一%でございまして、全国平均値は上回っているものの前年同期と比較いたしますと検挙率は低下しているという状況にございます。こうした状況は全国、本県共通の傾向でございまして、検挙人員は増加しているものの発生件数の増加が検挙率の低下傾向につながっているというふうに考えております。
県警といたしましては、従前どおり犯罪検挙に向けた強力な捜査活動を推進いたしますとともに、街頭犯罪抑止対策等によりまして、犯罪を起こさせない環境をつくるなどして、事件発生件数の増加を抑え込むという方針で臨んでおります。 |
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◯山口 修君
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未解決重要事件の現状でございますが、先ほど申しました、これが県警のホームページ「ベブは見ていた」でございます。そういうことで一生懸命御努力をなさっております。この松山の事案はあと二年で時効ということでございますので、ぜひ最大限の御努力をし事件解決になるようよろしくお願いをいたします。そしてまた時宜適切に県民の皆さんに協力要請を申し述べていただきたいというふうに思います。
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